01 基本データ
2009年から16.7年で20,232件、活動日4,992日、稼働率81.9%。コメント率60.0%、中央値73字で、保存だけでなく検証メモも大量に残す。総スター10,011、平均0.49と反応は選別的だが、長期にわたり政策報道の注釈欄を整備してきた蓄積型である。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
投稿は平日寄りで、水曜17.5%、木曜17.8%が高く、土日合計は15.3%。午前から夕方まで厚く、11〜13時だけで28.0%を占める。市場や行政、報道の更新を日中に追い、夜更けの論争より定時巡回に近いリズムが見える。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
日経1,843件、経済学101が897件、ロイター668件を軸に、朝日、NHK、ブルームバーグ、シノドスまで横断する。一次報道・専門解説・ブログを突き合わせるため、記事を読むというより、見出しと本文の間に落ちた前提を監査している。
04 主要テーマ・関心
経済/労働39.7%が明確な主戦場で、メディア/報道28.7%、政治/政党18.0%、学術/教育16.5%が続く。金融政策、財政、物価、雇用を、報道の省略や研究の条件設定まで含めて追う。医療や外交も、リスクと制度運用を検証する話題として接続される。
05 頻出語
「政策」1,195、「金融」865、「日銀」739、「インフレ」684、「デフレ」636が並ぶ。経済用語を飾りにせず、「効果」「根拠」「データ」「事実」「説明」を伴わせて、因果と反証可能性を問う語彙である。数字の一部だけを大声にする記事には、かなり容赦がない。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 6,214 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,602 |
| 長文コメント(100字以上) | 1,505 |
| 疑問符を含む | 1,149 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 633 |
| URL提示・資料参照を含む | 483 |
| 感嘆符を含む | 287 |
| w/草/笑を含む | 158 |
| そもそも型 | 136 |
| むしろ型 | 100 |
| というか型 | 60 |
| idコールを含む | 7 |
引用括弧は6,214件と圧倒的で、記事の一節をそのまま置いてから、定義・比較対象・因果を問う。短文ツッコミ1,602件と長文1,505件を使い分ける一方、疑問符1,149件は見出しの前提を疑うための工具。攻撃候補は2.4%にとどまり、多くは引用、制度批判、誤情報批判の文脈である。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
スター付き率は12.6%、平均0.49。事件/司法の平均1.18、生活/社会0.77、報道・ジェンダー各0.74が比較的反応を得る。費用便益、報道ガイドライン、医療の益害のように、広く流通した直感へ条件を一つ足すコメントが支持されている。
08 思想・政治傾向
金融緩和、需要不足、再分配、公共政策の効果検証への関心が強く、緊縮的な説明や中央銀行をめぐる通念には批判的な傾向が見える。ただし党派名で結論を急ぐより、インフレ率、為替の比較対象、税制の限界税率、研究設計といった具体的な条件へ戻す。医療や差別、報道の話題でも、直感よりエビデンスと制度上の帰結を重視する。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
wxitiziとは、経済・制度・報道をまたぎ、感情的な物語を統計や比較条件へ戻すという関心の近さが見える。sawashoとも経済・財政・政治を厚く追う点は共通するが、maeda_aは反緊縮の結論を前面に出すより、記事の定義、引用、省略、因果推論を一つずつ検品する比重が大きい。候補間のスター授受は確認できない。
10 総合評価
maeda_aは、日経・ロイター・経済学101を定点観測し、金融政策と財政報道の前提を16年以上かけて検品してきた長期巡回者である。費用便益、比較対象、反実仮想を差し込む力は強く、医療や社会問題にも応用できる。一方で、誤った見出しや雑な議論への反応は「アホらし」「藁人形」と短絡しがちで、せっかくの検証が結論の早さに見えてしまう局面もある。