01 基本データ
6.6年間で真の総数3,220件、解析対象3,150件。活動率59.9%と巡回頻度は高い一方、コメント率は18.1%しかない。つまり大半は無言で保存し、書く記事を選ぶタイプである。ところが書いたコメントの中央値は81字。『普段は黙るが、口を開く時は論点をまとめて言う』という使い分けがはっきりしている。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
活動日1,447日で、6年半のうち約6割の日に何らかのブックマークがある。コメント率の低さと合わせると、ニュース巡回は日常的だが意見表明は選択的。炎上ごとに全部しゃべる型ではなく、自分の関心が強い政治・報道・大阪関連でコメント密度が上がる。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
毎日271件、朝日266件が首位級で、Yahoo174、NHK148、東京新聞133、47NEWS103、日経96と報道媒体が厚い。Twitter138、増田110も入るが、中心は明確にニュース記事。特定社だけを読むより、全国紙・通信・放送を横断し、その報じ方や政治的含意までコメント対象にしている。
04 主要テーマ・関心
メディア/報道48.4%、政治/政党35.5%が二本柱。ネット15.9%、外交10.7%、事件9.1%が続き、万博・維新・自民・裏金といった政治報道の継続観察がプロフィールを作る。政治テーマの平均スター4.17、生活/社会3.60と比較的高く、制度批判を具体的なニュースへ結びつけたコメントに反応が集まりやすい。
05 頻出語
「万博」40、「維新」33、「自民党」31、「裏金」24、「大阪」20が目立ち、一般的な政治語の中でも大阪・万博と政党政治が太い。さらに「デマ」20、「報道」17、「情報」19が並び、政策そのものだけでなく、数字の見せ方やニュースの作られ方を疑う語彙が多い。「馬鹿」22も多く、批判の強さがそのまま語彙に出ている。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 130 |
| 疑問符を含む | 83 |
| 感嘆符を含む | 49 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 37 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 37 |
| というか型 | 29 |
| w/草/笑を含む | 23 |
| 長文コメント(100字以上) | 17 |
| そもそも型 | 7 |
| URL提示・資料参照を含む | 3 |
| むしろ型 | 2 |
| idコールを含む | 1 |
攻撃的な語
コメント570件のうち引用130、疑問符83、感嘆符49で、記事の一節に反応しながら反語や問い返しを重ねる。候補率21.1%は高く、『デマ』『カルト』『発狂』『頭が悪い』『人でなし』など強い評価語が継続する。『死ね』は部分一致、『排除』は相手の行動描写なので除外したが、『本当に消えろと思う』のような本人の直接表現は残るためattackありとした。
07 スター分析
上位スター付与者
スターを送った相手(収録ユーザー分のみ・計 26,115 個 / 2,610 人)
スターが付きやすい領域(平均スター)
m-kawato150、err931130、name-3333 76が上位。最大286スターは万博の収支・来場者数の見せ方への批判で、次点201は冤罪被害者への共感。単なる政党攻撃だけでなく、数字の扱い、不正義、情報公開など具体的な争点へ言葉を置いた時に反応が大きい。
08 思想・政治傾向
コメントでは自民党・維新、万博運営、裏金問題、排外主義的言説と見なしたものへの批判が繰り返され、歴史修正やジェンダー反動への警戒も見える。一方で、個別の政治家でも冤罪問題への姿勢を評価するなど、所属ラベルだけで一律に扱っているわけではない。政治的自己認識を断定することは避けるべきだが、権力側の説明責任、透明性、少数者への扱い、デマや印象操作への警戒を重視する関心傾向は明瞭である。
10 総合評価
rabqueは、日常的には大量の記事を黙って保存し、政治・万博・メディアで『これは看過できない』となった時だけ長めに書く選択集中型である。数字の見せ方、隠蔽、デマ、歴史認識まで追う批判眼は強く、冤罪のような話題では率直に称賛もできる。弱点は怒りが一定線を越えると『馬鹿』『カルト』『発狂』『消えろ』へ急降下すること。検証と倫理を重視する姿勢が、強い罵倒によって同じ陣営戦の一部に見えてしまう瞬間がある。