01 基本データ
2010年から2026年まで15.7年、3,001件。活動日は1,958日、期間内稼働率は34.2%である。コメント率55.2%は記事保存とコメント投稿をほぼ同じ比重で使う運用を示し、中央値33字からコメントは一段落以内の中距離が中心。総スター9,118、1件平均3.04スターで、量に対する反応の密度も確認できる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
最多は8時の12.9%で、次いで7時11.1%、9時6.4%。日中9〜17時は35.8%、18〜23時は27.6%、深夜0〜5時は7.6%で、日中の巡回が明確に厚い。曜日は水曜15.1%が最多、土曜13.7%が最少。土日合計28.0%なので、平日だけの習慣か週末型かも数字で読める。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
上位媒体はanond.hatelabo.jp 295件、togetter.com 201件、www3.nhk.or.jp 111件、twitter.com 104件。上位2媒体でも16.5%で、参照先は比較的分散している。媒体種別ではネット言論→報道→その他の順で、単に何を読むかだけでなく、話題をどこで発見し、どの種類の資料へ移るかという巡回経路が出ている。特に増田・Togetter偏重なら村内言論、新聞・NHK偏重なら出来事追随、Qiita等が厚ければ実務情報の比重として読むべきである。
04 主要テーマ・関心
主要テーマはメディア/報道 25.3%(NHK・朝日新聞)、ネット/SNS 23.9%(Twitter・はてな・Togetter)、学術/教育 14.4%、生活/社会 13.6%。量の首位はメディア/報道だが、反応効率は事件/司法の平均6.63スターが最も高い。テーマ比率はタイトル・コメント・タグ・媒体の一致を含むため思想判定ではないが、どの話題へ戻り続けるかは明確に示す。量が多い領域とスターが集まる領域のずれは、本人の関心と読者が評価する芸の違いとして読むとよい。
05 頻出語
特徴語は「大学」76回、「勉強」24回、「研究」17回、「学校」14回、「学生」13回、「子供」39回。単語を束ねると研究・教育(大学・勉強・研究・学校)、家族・ジェンダー(子供・女性・結婚・家族)、医療・健康(コロナ・医者・ワクチン)という複数の話題群が見える。単独語から立場を決めつけることはできないが、記事ごとの感想がどの制度・職業・国・作品へ繰り返し接続されるかは分かる。一般語を除いても残る組み合わせこそ、このユーザー固有の関心の指紋である。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 766 |
| 疑問符を含む | 158 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 101 |
| 引用括弧「」を含む | 64 |
| そもそも型 | 33 |
| 長文コメント(100字以上) | 29 |
| というか型 | 23 |
| むしろ型 | 18 |
| 感嘆符を含む | 12 |
| w/草/笑を含む | 5 |
| idコールを含む | 1 |
| URL提示・資料参照を含む | 1 |
攻撃的な語
主調は中距離コメント型で、短評と説明を記事に応じて切り替える。定量マーカーは短文46.2%、長文1.7%、引用3.9%、疑問符9.5%、コメント中央値33字。さらに代表例では結論を先に置く型と説明を足す型が混在。直接的な攻撃表現も実文で確認でき、論点批判と人物・集団への判決が接近する場面がある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
上位スター付与者はnanamino 69、togusa5 57、kiya2015 52、ibip 51。上位5人の合計は総スターの3.0%で、支持が特定少数に集中しているかも読める。テーマ別平均は事件/司法 6.63、医療/健康 6.53、政治/政党 5.98が上位で、ブックマーク量の多い話題と、コメントが評価される話題は分けて見る必要がある。 また、ibipとは上位付与者記録上で双方向のスターがあり、受領51・付与51が確認できる。
08 思想・政治傾向
大枠では報道、ネット・SNS、学術・教育、生活・社会を巡回するが、語彙を一段掘ると研究・教育(大学・勉強・研究)、家族・ジェンダー(子供・女性・結婚)、医療・健康(コロナ・医者・ワクチン)が反復する。代表コメントでは制度運用の穴に反応する読み方が目立ち、短評と説明を記事に応じて切り替える。ここから言えるのは思想所属ではなく、どの種類の破綻を見逃しにくいかという関心の癖までである。テーマごとに評価が変わる余地は残る。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
類似: danseikinametaroとは、学術・教育と文化・表現への比重が近いうえ、『オリンピック・高齢者・いじめ』周辺の語も重なる。本人は中距離コメント型、danseikinametaroは疑問形検査型で、関心が近くても結論までの運び方は異なる。ただし、本人は学術・教育へ、danseikinametaroは事件・司法へ相対的に広がる。上位スター付与者は15人重なる。
10 総合評価
ibipを特徴づけるのは、大学・勉強・研究・学校という題材そのものより、そこで研究・教育と家族・ジェンダーの制度運用の穴を、短評と説明を記事に応じて切り替える力である。15.7年の蓄積により観察軸は安定しているが、批判対象の行為より相手への判決が前面に出る場面では持ち味が弱点へ反転する。強みと危うさが別物ではなく、同じ読み方から生じている点がこのプロフィールの核心である。