01 基本データ
2012年7月から2026年7月まで13.9年間で8,107件、活動日3,353日、活動率65.8%。コメント率75.9%、中央値15字。総スター12,305、平均1.52、スター付き率27.0%で、短い感想を大量に置きつつ、生活や政治の論点では時折大きく支持される長期常駐型である。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
曜日差は小さく、火曜15.5%、水曜14.8%、金曜14.8%。時間帯は12時12.4%が突出し、0時6.7%、13時6.2%が続く。昼休みを中心に、深夜にも増田、漫画、ニュースへ短く反応する生活リズムである。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田1,597件が突出し、NHK629件、Togetter405件、少年ジャンプ+375件が続く。人生相談、家族、職場、政治報道と漫画を同じタイムラインで読み、制度論と「その人はどう感じるか」を往復する。
04 主要テーマ・関心
ネット・SNS30.0%、報道24.2%、医療8.4%、政治8.0%、生活7.9%、学術・教育6.8%が中心。平均スターはジェンダー・家族3.33、政治3.22、事件・司法3.19が高く、責任や負担の偏りを短く言い直したコメントほど支持される。
05 頻出語
「子供」130回が最多で、「想像」60回、「仕組み」51回、「責任」48回、「説明」39回が目立つ。感情だけでなく、周囲の気持ちを想像し、なぜその運用になったかを仕組みへ戻す語彙である。「楽しみ」「最高」「応援」「感謝」も多く、批判一辺倒ではない。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 4,667 |
| 感嘆符を含む | 850 |
| 疑問符を含む | 345 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 330 |
| w/草/笑を含む | 50 |
| 引用括弧「」を含む | 14 |
| 長文コメント(100字以上) | 12 |
| そもそも型 | 5 |
| というか型 | 3 |
| URL提示・資料参照を含む | 2 |
| むしろ型 | 2 |
短文ツッコミ4,667件、感嘆符850件、疑問符345件。一文で「それは誰の負担か」「なぜ直接言わないのか」「その人の立場ならどう感じるか」を差し込む。長文で理論武装するより、荒れた論点に人間一人分の事情を追加する書き方である。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
総スター12,305。会社が社員被害について声明を出す正当性へのコメント564スター、同意のない性的表現への違和感296スター、困窮者支援を続ける議員への評価223スターが上位。共感だけで流されず、同意、責任、制度、投票行動を短く結び付けた時に強い。
08 思想・政治傾向
政治的には、権力者や行政への無条件な信頼より、説明責任、投票、支援制度、現場の負担を重視する。ジェンダーや家族では、属性を固定するより、本人の好み、同意、具体的な家事・育児負担を見る。弱者支援にも好意的だが、善意だけでなく、関わる側が疲れることや制度として継続できるかも考える。陣営への忠誠より、人が実際にどう暮らし、誰が責任を負うかを基準にするタイプである。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
一般的な増田コメントが、投稿者を診断したり正解を言い渡したりしがちなのに対し、ken-baanは「疲れるよねと共感してもらえばよい」「遠回しに気づかせず希望を言うべき」と、対話可能な生活問題へ戻す。政治記事でも、怒りだけでなく「次の選挙で問題ないと思われている」と誘因を示す。鋭い理論家というより、議論から抜けた当事者の気持ちと現実の一工程を補う調整役である。
10 総合評価
ken-baanは、13.9年間にわたり増田、ニュース、漫画を巡回し、短いコメントで気持ちと仕組みを補う共感型の現実補正係である。家族や職場の揉め事では、察してほしいという期待を具体的な会話へ戻し、政治や組織では支持者、契約、責任の構造を見る。罵倒は一部にあるが反復的ではなく、中心的な価値は、断罪が始まる前に「その人の側から見るとどうか」を一段追加できる点にある。