01 基本データ
11.1年で9723件、コメント付きは49.3%。半分は保存、半分は発言という配分で、総スター10117。大声で全件に割り込むのではなく、関係性の前提が雑な場面を選んで長めの付箋を貼る。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
11〜14時が山となり、正午は10.0%。火〜木曜に活動が寄る。深夜の殴り合いというより、昼間に文章を読み、論点をほどいて戻す編集会議型の時間帯だ。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田905件を中心に、note、Togetter、朝日、女性向け媒体や個人ブログへ広がる。制度ニュースだけでなく、恋愛相談・芸能・日常の言葉遣いまで観察対象になる。
04 主要テーマ・関心
ネット18.1%、生活16.4%、ジェンダー15.8%が三本柱。ジェンダーは平均2.15スター、ネットは2.69で、抽象的な陣営論より身近な関係の非対称を言語化した時に反応が集まる。
05 頻出語
女性402、男性354、子ども153、言葉123、結婚112。男女を数えるだけでなく、ケア、信頼、恋愛、表現が誰の負担として隠れているかを追う語彙構成だ。
06 文体の特徴
| 引用括弧「」を含む | 1,707 |
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,361 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 1,038 |
| 長文コメント(100字以上) | 415 |
| 感嘆符を含む | 343 |
| 疑問符を含む | 317 |
| w/草/笑を含む | 131 |
| idコールを含む | 46 |
| というか型 | 45 |
| そもそも型 | 36 |
| URL提示・資料参照を含む | 27 |
| むしろ型 | 20 |
引用括弧1707件と一人称1038件が共存する。相手の言葉を切り出し、自分の経験や疑問へ接続する型。短文1361件もあるが、決め台詞より前提条件の分解に本領がある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
seven_cz255、quick_past219、maicou182が上位。人権・報道検証、反差別、生活経験を読む層から継続的に反応されている。スター欄が小さなジェンダー研究会の出席簿になっている。
08 思想・政治傾向
女性のケア労働、身体への評価、恋愛と信頼、被害者責任論への関心が強い。立場をラベルで宣言するより、「誰の負担が省略されたか」「なぜ女性側だけが説明や配慮を求められるか」を問う傾向が見える。同時に、男性内部の抑圧や女性同士の規範も扱い、単純な男女二軍対抗戦には回収されにくい。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
seven_czの資料を添えて言葉のすり替えを正す姿勢、sand_landの表現と権利の境界線を引き直す姿勢と話題圏が重なる。quick_pastほど短い詰問を連射せず、個別の関係や感情労働を舞台装置ごと説明する点が固有だ。
10 総合評価
男女論を勝敗表へ落とさず、見えないケア、機能性を削られた服、信頼を恋愛へ変換する癖など、生活の細部から構造を拾える。数字の読み違いも止め、怒りだけでなく楽しそうな文章には素直に拍手する。弱点は、鋭い問題意識が時に「相手は人を人間扱いしていない」という大きな判決へ飛びやすいこと。法廷は強いが、判決文が先に出る場面はある。