01 基本データ
2012年から14年で5380件、2416日稼働、活動率47.4%。コメント率92.0%、中央値40字で、保存より論評が本体の常連である。総スター11854、平均2.20、スター付き率44.9%。毎回の大当たり型ではないが、制度や政治の論点を短く組み替えたコメントが三桁スターまで伸びる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
8時から18時に厚く、14時7.6%、10時7.4%、13時6.8%。曜日は火曜16.4%、水曜16.1%、木曜15.3%で、平日の日中にニュースを追う形が強い。深夜も完全には止まらないが、炎上への夜襲というより、報道の更新に合わせて継続巡回する生活リズムである。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田945件、Togetter709件、YouTube695件のネット圏に、NHK373件、朝日199件、毎日144件、産経70件、日経67件が重なる。村内言説だけで完結せず、主要報道を横断しながらネットの反応を照合する構成である。媒体の党派性より、同じ事件がどう語り替えられるかへ関心が向く。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS37.8%、メディア/報道28.0%が主軸で、政治14.9%、生活11.3%、外交9.6%が続く。平均スターは政治3.51、医療3.04、文化2.80が高い。政治単独の党派戦より、報道・ネット・生活制度が交差する地点で反応を得る。技術4.9%まで含むが、中心は公共圏の言葉と運用である。
05 頻出語
「日本」302回を筆頭に、「言葉」81、「自由」72、「社会」68、「選挙」66、「責任」43、「政策」43が並ぶ。固有政治家への追跡より、概念と制度の使われ方を繰り返し点検する語彙である。「関係」「理解」「人間」も多く、発言を善悪一発で処理せず、因果と責任範囲を組み直す癖が見える。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 1,916 |
| 引用括弧「」を含む | 915 |
| 疑問符を含む | 443 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 386 |
| 長文コメント(100字以上) | 188 |
| 感嘆符を含む | 133 |
| w/草/笑を含む | 131 |
| そもそも型 | 97 |
| というか型 | 56 |
| むしろ型 | 36 |
| URL提示・資料参照を含む | 10 |
| idコールを含む | 2 |
短文1916件に対し、引用括弧915件、疑問符443件、そもそも型97件。相手の用語を一度取り込み、「その二択でよいのか」「問題は別では」と論点を置き直す。攻撃候補率4.4%で、排除・隔離・処刑の多くは制度語や引用。継続的攻撃とは言い難いが、反論時に「無知」「頭が悪い」へ落ちる粗さはある。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
togusa5とysyncが各91、KKElichika74、m-kawato72、pikopikopan64と、複数の常連から広くスターを受ける。特定一人への依存より、政治・報道・生活論を読む層に分散して支持される形である。参照できた既存分析群では突出した大量付与先は確認できず、スター関係も一対一の盟友型より公共コメント欄型に近い。
08 思想・政治傾向
政治・思想への関心は強いが、特定陣営への帰属より、悪意、不誠実、権力運用、自由、責任の線引きを重視する傾向が見える。石破政権を野党の準備状況との比較で評価し、被災地訪問を「パフォーマンスだから悪」とはせず効果と程度で見る。黙秘権では現行憲法を守る実務へ戻し、宗教問題ではカルトという総称より具体的被害を問う。強みは二択を解体すること。弱みは、慎重な整理の最終段で相手を無知や頭の悪さへ還元すると、自分が退けてきた単純化へ戻ってしまう点である。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
報道・政治・ネットを横断し、短文で制度の二重基準をほどく点はminbooやhazlittに近い。minbooが映画・テレビを含む日次巡回の量で押すのに対し、moshimoshimo812は「迷惑」「自由」「責任」など概念の定義を一段掘り、政治判断を運用可能性へ戻す。hazlittと同じ公共圏の論点整理型だが、こちらは外交・医療まで広く、結論を留保しつつ現実的な落とし所を探す比重が高い。
10 総合評価
十四年間、増田と主要紙を往復し、政治や社会の雑な二択を「悪意」「不誠実」「責任」「程度」の軸で組み替える論点整理役である。強みは、パフォーマンス、カルト、改憲など強い語を即断せず、制度の効用と害へ分解できること。弱みは、論理が通らない相手へ無知・頭が悪いと近道を使い、自身の精密さを最後の一語で損なうことだ。