01 基本データ
7.8年間で17,378件、活動日2,609日、稼働率91.6%という高密度巡回型。ただしコメント率は13.6%で、読む量に対して発話は選別する。コメント中央値48字、総スター14,247、平均0.82。普段は保存に徹し、言葉の定義や陣営論がずれた場面で長めの補正を入れる。
02 投稿時間帯
時間帯(0〜23時)
曜日
10時台13.7%、13時台12.3%、9時台8.3%が山で、平日は各15.9〜16.3%と均等。土曜8.9%、日曜10.5%まで落ちる。朝から午後にかけてニュースと増田を定期巡回し、深夜にも少量残るが、生活の中心は平日日中型である。
03 よく参照する媒体
ほか計30媒体
増田3,813件、Togetter2,942件、Twitter1,412件、note746件が圧倒的で、Yahoo!、朝日、NHK、産経、毎日が続く。記事本文だけでなく、ネット上でどう語り直され、どの陣営語へ回収されたかを追う媒体構成。AUTOMATONも183件あり、ゲーム文化は論争だけでなく作品情報としても読む。
04 主要テーマ・関心
ネット/SNS54.4%が過半を占め、報道17.1%、文化13.3%、外交9.8%、教育7.7%、ジェンダー7.7%、司法7.6%、IT7.5%が続く。平均スターはジェンダー1.91、文化1.49、政治1.27が高く、語の意味や集団化の粗さを指摘した時に反応が伸びる。媒体由来のネット比率は高いが、議論の対象は広い。
05 頻出語
日本、女性、男性、ゲーム、オタク、人間、差別、批判、言葉、表現、増田、フェミ、弱者が上位。関心の中心は、集団名や批判語が何を説明し、誰へ向けられているかである。国際政治や作品論も読むが、最終的に「そのラベルで本当に括れるか」というメタ言語の検査へ戻ることが多い。
06 文体の特徴
| 短文ツッコミ(30字以下) | 623 |
| 引用括弧「」を含む | 444 |
| 疑問符を含む | 260 |
| 感嘆符を含む | 115 |
| 一人称(俺・私・自分)を含む | 109 |
| w/草/笑を含む | 95 |
| 長文コメント(100字以上) | 62 |
| むしろ型 | 34 |
| そもそも型 | 30 |
| URL提示・資料参照を含む | 28 |
| というか型 | 20 |
| idコールを含む | 7 |
短文623件に加え、引用括弧444件、疑問符260件、100字以上62件。相手の文言を一度掲げ、定義や射程をずらして再検討する型が強い。攻撃候補率8.0%だが、重い語の多くは引用、否定、差別表現への批判。陣営語を自ら使う場面はあるものの、継続的な個人攻撃より左右・男女双方の雑な類型化を点検する方向が中心である。
07 スター分析
上位スター付与者
スターが付きやすい領域(平均スター)
contrapunct123、hamu_start117、whkr103、zenkamono97、Hige2323 86、frothmouth79らから継続的にスターを得る。増田・ジェンダー・オタク文化の論争圏に読者が多く、一言大喜利より、既存の言い換えをもう一段ひっくり返したコメントが支持される。付与者は複数クラスタにまたがり、単純な陣営内拍手には収まらない。
08 思想・政治傾向
ジェンダーやネット政治では、反フェミ側の問題意識に近いコメントも見える一方、反フェミ側の過剰反応や男性一般への被害者物語にも距離を取る。差別や弱者を論じる時は、善悪の陣営判定より、その言葉が本来誰へ何を自覚させるためのものかを重視する傾向がある。国際・政治では左右の類型を使うが、どちらの集団にも内部差があるという前提を崩さない。ただし陣営語を追い続けることで、議論の外側より村内の分類精度へ関心が寄りすぎる面もある。
09 類似・正反対・idコール頻度が高いユーザーとの比較
疑問形で前提を洗うgamecomeやa842と関心領域が近い。a842が人権と生活感覚から温度を下げるのに対し、moxtakaはネット史と陣営語の使用履歴から「その分類は本当に通るか」を詰める。kaionjiとは男女論と増田巡回が重なるが、kaionjiが短い陣営判定を置くのに対し、こちらは判定語そのものの射程を再点検するため、同じ沼でも一段メタ側にいる。
10 総合評価
moxtakaは、増田、Togetter、Twitter、報道をほぼ毎日大量巡回し、ジェンダー、オタク文化、政治、国際問題で使われる言葉の宛先と一般化を校正するブックマーカーである。強みは、親ガチャ、清潔感、差別、陣営名のような争点語を、その言葉が果たす役割まで戻して説明できること。弱みは、陣営の細分類へ解像度を上げるほど、村外の読者には誰と誰の話か見えにくくなることだ。論争に強いが、論争から離れる出口は細い。